第19回サス研は、FTSE@Londonでご活躍中の岸上さんのご紹介で、
Londonから来日中Hugh Wheelen氏を講師にお迎え致します。

「社会×企業×金融と情報開示」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
投資判断にESG(環境・社会・ガバナンス)が考慮されるためには、
情報開示、法整備、機関投資家による方針策定等、
各方面からの取り組みが必要となる。

そうした責任投資を取り巻く動きを伝えるべく、
2007年にResponsible Investor社という、
オンラインの専門メディアが設立された。

責任投資原則(PRI)への署名機関の増加に伴い、
投資に関連した各国ESG情報をいち早く伝える貴重な情報源として、
機関投資家、ファンド・マネージャ―、アナリストの利用者が急速に増えている。

この度、横浜で行われるTBLI Asia 会議に合わせ来日される、
Responsible Investor社の共同設立者、
兼編集長であるHugh Wheelenさんをお招きします。

これまでResonsible Investorを通して取り上げてきた欧州、
米国やアジアでの責任投資動向に加え、
アムネスティ・インターナショナルの政治経済アドバイザーの経験を通して、
アンテナを貼ったソーシャル・エンタープライズの欧米での
発展状況についてお話頂きます。

社会とのかかわりのある企業、金融、
そして非営利セクターに関し幅広い見識のあるHughさんとの
活発な議論が広げられることが期待されます。

Mr.Hugh Wheelen

≪講師略歴≫
1997年~2003年、IPE(Investment & Pensions Europe) 雑誌にて、
副編集長、IPE Real Estate やIPE.com の設立編集者を歴任。

その後一年間、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルにて、
当時事務局長だったIrene Khan氏の政治経済アドバイザーを務める。

2004年~2007年、Financial News紙にて「ファンド・マネジメント」編の編集、
及びパリ特派員を歴任。

2007年に投資・金融に関連したESG情報を速報配信と
オンライン・マガジンにて提供するResponsible Investor社を共同設立。

現在、Responsible Investor社 http://www.responsible-investor.com/
の編集長として、投資銀行、ヘッジファンド、プライベートエクイティ、
年金基金やアセットマネジメントなどを、CSR、倫理投資、環境技術や金融、
市場分析などの切り口から配信している。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

開催の詳細は次の通りです。

*今回は今までと異なり、会費制にてセミクローズに行います。

【日時】5月25日(火) 19時30分開場、20時開始

【場所】赤坂某所

【言語】英語(日英・英日の言語サポートあり)

【定員】25名(先着順)

【参加費】3500円(食事、飲物、会場代込み)